STEPS
TOOLS

最初の状態です、職人さんが手作業で巻いた平面の状態から作業開始です。 工具は左に置いてあるお茶碗ひとつです。 専用の工具なども作ったり色々試してみたそうですが、最終的に職人さんは皆お茶碗を使ってるそうです。 実際体験して分かりましたが確かに理に適った道具でした。

巻く前のブナ材、机の上に釘を打った作業台でこれを手作業で巻いて行くそうです。

綺麗に巻いた状態、最初と最後のみ接着剤し、あとはほぼ巻いたのみです。

コイル状のブナ材をお茶碗を使い少しづつずらしていきます。お茶碗の使い方もエッジの部分、腹の部分、力のいれ具合、色々なテクニックがあり、確かに使いやすかったです。

初期段階、少しづつ盛り上がっていきます。

一周したところ、最初の平面状態が摩擦係数がいちばん高い為少し大変ですが、ここから作業が加速していきます。

力のいれ具合によってはかなりぐっと盛り上がります。

接着されていないので、形も戻したり試行錯誤しながら作れます。陶器なども同じだと思いますが、側面の微妙なラインで全体の印象が変わり各人で個性が出るのも楽しい。

背面、高さを出して丸みを付けた形にしてみました。この位の状態だと微調整は手でも可能です。

形が決まったら内側を水で溶かしたボンドを塗って接着。

裏面には各自サインを入れてワークショップでの作業は終了。ここからの仕上げはBUNACOさんの工房で行い三週間後に送られてくるそうです。仕上がりも楽しみ。

左側はワークショップの参加者の作品、右側は製品で仕上げの色もこの五種類から選べます。私はいちばん手前のナチュラルを選択。

ワークショップ参加者の作品。最初は同じ形なのにそれぞれ形と個性が出ていて楽しい。もうひとつ作りたくなりました。

約1時間程の作業、またBUNACO社長の話も聴け楽しいワークショップでした。 青森の工房では同じ様なワークショップをおこなっているそうなので機会があれば工房見学も兼ね行ってみたい。

サイトは下記です。 BUNACO http://www.bunaco.co.jp/
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